2012年02月17日
アルコール添加をしたお酒はダメですか。
本日の伊豆は快晴で素晴らしい天気です。
本日は先日の続きで日本酒についてお話いたします。
なぜアルコール添加をした日本酒があるのか?
良く、純米酒は良くて、アルコール添加をしたお酒はダメだ。と言われる方がおられますが、当たっているようでもあり、また外れているようでもあります。
昔のように、米が貴重の時代の酒造りは、少しの米から多くのお酒を造るためアルコール、糖類、酸味料などを入れて「三倍にのばしたお酒」を多く造り、「三増酒」と言われておりました。
米が貴重の時代には量を増やすやり方が普通でしたが、今は原料米も十分にありますのでこのようなお酒は少なくなりましたが今でもアルコール添加をしたお酒が出回っています。
「お酒の最高級酒に「大吟醸」というランクのお酒がありますが「大吟醸」のお酒は多少のアルコール添加をしてあります。なぜ・・・・・・・・と思われる方も多いと思いますが、これは良い酒を造るための醸造技術なのです。(添加用醸造アルコールにも多くのランクがあります)
酒造りの中、米の醗酵過程でアルコールができますが、外から入れた醸造用アルコール(最高級アルコール)を少し入れる事により自前でできたアルコールとの間で刺激がおき、あの果実のような吟醸香が湧き出てくるのです。この吟醸香を出すためにアルコール添加をするのですが、昔のようにランクの低いアルコールをジャブジャブ入れて量を増やした大吟醸はありません(当店の扱いの中には)市場に出回っているお酒の中には無いとは言い切れませんし、現実にはそのようなお酒を見た事もあります。
また逆に、「純米酒」でもアルコール添加をしていないだけで、三流米で造り、味より何より「純米酒」という触れ込み、のみで販売しているお酒もあります。極端に安い純米酒には要注意です。
今の時代本物も有れば、本物を逆手に取った価格の安い偽物も多く出回っております。
昔から「安物買いの銭失い」と言われますが、おやじの店は価格の高いもの売りたいのではなく、中身の良い物を販売したいのです、そうすると、どおしても価格は、そこそこの価格になってしまいます。
お酒を選ぶのは難しいと思わず、まずお店の方に色々尋ねてみて本物をお選びください、日本酒は色々解り始めると楽しくなりますよ。

本日は先日の続きで日本酒についてお話いたします。
なぜアルコール添加をした日本酒があるのか?
良く、純米酒は良くて、アルコール添加をしたお酒はダメだ。と言われる方がおられますが、当たっているようでもあり、また外れているようでもあります。
昔のように、米が貴重の時代の酒造りは、少しの米から多くのお酒を造るためアルコール、糖類、酸味料などを入れて「三倍にのばしたお酒」を多く造り、「三増酒」と言われておりました。
米が貴重の時代には量を増やすやり方が普通でしたが、今は原料米も十分にありますのでこのようなお酒は少なくなりましたが今でもアルコール添加をしたお酒が出回っています。
「お酒の最高級酒に「大吟醸」というランクのお酒がありますが「大吟醸」のお酒は多少のアルコール添加をしてあります。なぜ・・・・・・・・と思われる方も多いと思いますが、これは良い酒を造るための醸造技術なのです。(添加用醸造アルコールにも多くのランクがあります)
酒造りの中、米の醗酵過程でアルコールができますが、外から入れた醸造用アルコール(最高級アルコール)を少し入れる事により自前でできたアルコールとの間で刺激がおき、あの果実のような吟醸香が湧き出てくるのです。この吟醸香を出すためにアルコール添加をするのですが、昔のようにランクの低いアルコールをジャブジャブ入れて量を増やした大吟醸はありません(当店の扱いの中には)市場に出回っているお酒の中には無いとは言い切れませんし、現実にはそのようなお酒を見た事もあります。
また逆に、「純米酒」でもアルコール添加をしていないだけで、三流米で造り、味より何より「純米酒」という触れ込み、のみで販売しているお酒もあります。極端に安い純米酒には要注意です。
今の時代本物も有れば、本物を逆手に取った価格の安い偽物も多く出回っております。
昔から「安物買いの銭失い」と言われますが、おやじの店は価格の高いもの売りたいのではなく、中身の良い物を販売したいのです、そうすると、どおしても価格は、そこそこの価格になってしまいます。
お酒を選ぶのは難しいと思わず、まずお店の方に色々尋ねてみて本物をお選びください、日本酒は色々解り始めると楽しくなりますよ。

Posted by 酒匠蔵のおやじ at
09:08
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