2011年12月25日

古いって悪いこと?

本日の伊豆は快晴です。

昨日、問屋のセールスさんと「味醂」の話をしました。
先日ご紹介した「味醂サンプル」3本を見た問屋さんは、えーーーーーーー。
「色が茶褐色になった味醂は、色がついたと言って返品される」と言っていました。
今度はおやじが、えーーーーーーー。でした。

酒類は、全部とは言いませんが、管理が良い物は古くなると美味しくなって行きます。
紹興酒なども年数が経つにつれ茶褐色が強くなり価格が高くなりますし、
ウイスキーなども、できたては焼酎と同じ透明です、樫ダルの中で数年寝かせる
ことにより、あの琥珀色になっていくのです。

日本は醸造、醗酵の文化を持った国です、醸造も醗酵も年数が物を美味しくしてくれる
のです。日本酒でも焼酎でも泡盛などでも何年物と言われる商品は価格も高くなる
事でも解ると思います。
古い物にはすばらしい物がいっぱいです、おやじも古い人間です。


当店の管理氷温冷蔵庫に眠る平成8年物「おんな泣かせ」  

Posted by 酒匠蔵のおやじ at 10:29Comments(0)